ごあいさつ
この坂東33観音巡礼の旅は、ご先祖の供養、祈願成就・家内安全などの願いを込めた巡礼で、下記の地図の通り、関東地域を「日帰りを5回」「1泊2日を3回」に分けて、月1回程度(8ヶ月間)をかけて参拝する予定です。
ご希望の方は、個人やグループでお申込みください。
先達 坂東11番札所 安楽寺
吉見観音 副住職 島本 久嗣
三十三観音札所巡りとは
インドにその源を発する観音信仰は、中国・朝鮮、そして日本に流伝しました。わが国においては、きわめて古くから継承され、やがて全国津々浦々に至るまで浸透し、民衆信仰を代表するものとなっています。また、現存するあらゆる仏像の中で、観音像がもっとも多数を占めており、観音信仰の縁起や説話も多く語り伝えられています。この観音信仰の基盤となる代表的な経典は「妙法蓮華経」の中の「普門品第二十五」であります。真心をもって一心に念ずれば、その音声を観じて、たちどころに我々の苦悩を救ってくれるとされています。そして、その慈悲心が、姿を三十三種に変えて救いとなっていると言われてれるのです。
この三十三という数に合わせて始められたのが、三十三観音札所巡りです。これは観音さまへの帰依の表れひとつとして行わています。札所から札所への祈りの中で救われた人も無数といわれ、永い年月の間に納経・ご詠歌・笈摺など独特の習俗を生み、今も多くの人々によって伝承されていることは、巡礼が国民的信仰であることを物語っていると思います。
三十三観音
第1番大蔵山 杉本寺
(杉本観音)
第2番海雲山 岩殿寺
(岩殿観音)
第3番祇園山 安養院田代寺
(田代観音)
第4番海光山 長谷寺
(長谷観音)
第5番飯泉山勝福寺
(飯泉観音)
第6番飯上山長谷寺
(飯山観音)
第7番金目山 光明寺
(金目観音)
第8番妙法山 星谷寺
(星の谷観音)
第9番都幾川山 慈光寺
第10番岩殿山 正法寺
(岩殿観音)
第11番岩殿山 安楽寺
(吉見観音)
第12番華林山 慈恩寺
(慈恩寺観音)
第13番 金龍山 浅草寺
(浅草観音)
第14番瑞応山 弘明寺
(弘明寺観音)
第15番白岩山 長谷寺
(白岩観音)
第16番五徳山 水澤寺
(水澤観音)
第17番出流山 満願寺
(出流観音)
第18番日光山 中禅寺
(立木観音)
第19番天開山 大谷寺
(大谷観音)
第20番獨鈷山 西明寺
(益子観音)
第21番八溝山 日輪寺
第22番妙福山 佐竹寺
(北向観音)
第23番佐白山 観世音寺
(佐白観音)
第24番雨引山 楽法寺
(雨引観音)
第25番筑波山 大御寺
第26番南明寺 清瀧寺
第27番飯沼山 円福寺
(飯沼観音)
第28番滑河山 龍正院
(滑河観音)
第29番海上山 千葉寺
第30番平野山 高蔵寺
(高倉観音)
第31番大悲山 笠森寺
(笠森観音)
第32番音羽山 清水寺
(清水観音)
第33番那古寺
(那古観音)
巡礼の最後にお礼参りとして、長野県の善光寺を参拝します。
巡礼行程例
■利用ホテル
千葉県 三日月ホテル
神奈川県 ホテルマホロバ
草津温泉 草津グリーンパークパレス
和室/トイレ付3~4名1室でのご利用になります。
■食事 日帰りの場合 昼食1回
1泊2日の場合 昼食2回 昼食1回 朝食1回
■最小催行人数 15名
■先達 安楽寺 副住職 島本久嗣氏
■旅行企画・実施 知事登録2-690関自旅455号
※詳細は確定しておりません、詳しくはお問い合わせください。